いつから、ルールを無視するようになったのか
ここでは、約束や慣習、法律など幅広くをルールとして述べる。
最近、停車している車列をすり抜けて対向車線を走っていた車にはねられた事故が起きた。
はねられた子はたしか命を落とした。
この事故の原因はなんだろうか?
対向車線を走っていた車だろうか。
停車していた車列の車が警告しなかったことか。
多分、だいたいは車列をすり抜けた子どもに原因があると考えるはずだ。
しかし、なぜ子どもは横断歩道のないところを渡ったのだろうか?
横断歩道のないところを渡る大人を見ていたからではないか?
たしか法律上、どこを渡ってもいいはずだった。
しかし、慣習上、横断歩道でのみ車道を横断することになっていた。
なぜ、ルールを無視するのか?
触法の例で考えよう。
20歳まで飲酒をしたことがない人は何人いるだろう。
未成年者飲酒禁止法で飲酒者には罰則はなかったはず。
しかし、与えた側にはあったはずだ。
また、車を運転したことがある人の中で、信号が青になり、前方が空いているにもかかわらず、前の車が動かない時クラクションを鳴らしたことがある人はどのくらいだろう。
危険喚起の場合のみ、クラクションが使えたはずだ。
そして、規制速度を守っている人はどのくらいだろう。原付は30km/h
多分、ここまでの例であてはまらなかった人が極少数ではないだろうか。
なぜ、ルールを無視するのか?
なぜ、そこにそのルールが存在しているのかがわかれば、ルールを無視しなくなるはずだ。
もう一度問う、なぜルールを無視するのか?